D-302026 第5回 済州ビエンナーレ Heokkeukgok Modakchigok Iyahong:変容の技術
ユーラシアプレートの火山島である済州で花開いた文明は、海から流れ込んだだけでなく北方の大陸世界からも到来した。あらゆる要素が済州に散り集まり、混ざり合い、変容し、今日の済州という生態、地理、そして暮らしのかたちをつくった。今年で10年目に入る第5回済州ビエンナーレは、北方文明と出会い、散り(Heokkeuda)、集まり(Modakchida)、変容(Iyahong)していく済州の逆読的な過程に注目する。そのためにビエンナーレでは、大陸から流入して済州のもう一つの土着民謡となったイヤホンタリョンの後半部「Iyahong」を、テーマであり中核概念として据える。気候と生食の原理が宿る済州を通して、済州ビエンナーレは、物と自然、人間の暮らしと神性がともに形づくってきた生存のあり方とその美学を示そうとする。












